しがCO₂ネットゼロムーブメントのロゴマークの知事定例記者会見で発表
しがCO₂ネットゼロムーブメントのロゴマークを制作しました!
この度、滋賀県知事の定例記者会見(10月26日)にてロゴマークの完成を報告することとなり、本プロジェクトチームの関係者でもある本学教員と学生とで出席してきました。
↓記者会見のアーカイブは下記のURLよりご確認いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=F9-xkvRTdZY
取り組みの背景
滋賀県では昨年1月に、2050年までに県内の温室効果ガス排出量実質ゼロを目指す「しがCO₂ネットゼロムーブメント」のキックオフ宣言を行い、県民・事業者等の皆様と連携した取り組みを進めています。
今回、しがCO₂ネットゼロムーブメントの気運醸成を図り、その考え方をわかりやすくお伝えするためのツールとしてロゴマークの制作に取り組みました。
制作にあたって、滋賀県(CO2ネットゼロ推進課)と、滋賀県地球温暖化防止活動推進センター、そして本学の学生と教員が連携してプロジェクトチームを結成し、検討を進めてきました。
↑滋賀県庁内の渡り廊下にて制作プロセスを展示の様子
プロジェクトの特徴
2050年の未来を担う若者自らが主体的にCO₂ネットゼロを学び、趣旨を理解しながら、普及させるためのロゴマークを制作したことが大きな特色です。
このプロジェクトチームには本学から5名の学生が参加し、6月から8月にかけてリサーチとディスカッションを重ねながらロゴマーク案の制作を重ね、そのなかから選定されました。
今回の記者会見では、完成したロゴの作成者の情報デザイン領域 グラフィックデザインコース 3年生の土佐悠夏さんが代表し、ロゴマークに込めた思いを紹介しました。
ロゴのデザインからムーブメントのデザインへ
終了後、記者たちからロゴのデザインに関する質問もいただき、細部のこだわりや制作プロセスなど伝えきれない部分まで話をすることができました。 その質疑のやりとりを通じて、学生たちもネットゼロがどういう取り組みで何を目指しているかをロゴを通じて説明をされていました。このような丁寧な意見交換の機会が、今後ますます必要になるはずです。
「ネットゼロ」という地球全体で取り組まなければならない環境問題。 今回のロゴ制作をプロジェクトチームで進めていく過程で、まずは県民一人ひとりが「自分ごと」として考えることがいま一番必要なことだと再確認することができました。 だからこそ、今回生まれたロゴの普及啓発を通じて、滋賀県だけでなく大学も一緒にネットゼロに賛同しできることを考え芸術を通じて社会貢献に取り組んでいきます。