大学情報
小田 隆氏 客員教員就任のお知らせ
2019.04.02
成安造形大学では、小田 隆氏を2019年度より新たに客員教員に迎え、一層の教育強化を行って参ります。
小田隆氏は、古生物の復元画制作を中心に、科学的な資料に裏打ちされた自然物をテーマにした作品を制作し、
博物館から絵本まで、幅広く活動されています。
本学では、イラストレーション論(美術解剖学)及び、ネイチャーイラストコースの実習を担当します。
■小田 隆(おだ たかし)客員教授
古生物復元画家・イラストレーター
東京芸術大学美術研究科修士課程修了
現 大阪芸術大学准教授
1996年 この年に恐竜の化石の組み立てに参加したことから、復元画の制作を始める。
1995年~現在 個展、グループ展を多数開催。
1998年~現在 博物館のグラフィック展示、図鑑の復元画、絵本など多数制作。幅広い古生物学者たちとの交流の中で、科学的に資料に支えられるとともに、オリジナリティに富んだ作品群を生みだしつづけている。
■主な展覧会
1989 | 第4回絵画の流れ展 |
1992 | 第5回絵画の流れ展/三重県立美術館県民ギャラリー |
1993 | 東京藝術大学卒業制作展/東京都美術館 |
1995 | 東京藝術大学大学院修了制作展/東京都美術館 |
小田 隆展/ギャラリーKei(東京) | |
柏市文化フォーラム104大賞展/柏市文化フォーラム 優秀賞受賞 | |
第6回絵画の流れ展/三重県立美術館県民ギャラリー | |
1996 | 青木繁記念大賞展/石橋美術館1階ギャラリー 入選 |
小田 隆展 ギャルリーくさ笛(名古屋) | |
国際丹南アートフェスティバル’96/武生市民ホール・センチュリープラザビル M-TEX賞受賞 | |
1997 | 第8回関口芸術基金賞展/柏市民ギャラリー 入選 |
小田 隆展-SELF-/横浜ガレリアベリーニの丘ギャラリー | |
小田 隆展/ギャルリーくさ笛(名古屋) | |
小田 隆展/KEYギャラリー(東京) | |
1998 | 第7回絵画の流れ展/三重県立美術館県民ギャラリー |
小田 隆展-SELF 1998-/METAL ART MUSEUM HIKARINOTANI(千葉) | |
1999 | 第10回関口芸術基金賞展/柏市民ギャラリー 優秀賞受賞 |
2000 | 二人展/アカデミアプラトニカ(茨城) |
小田 隆展/寺島文化会館(千葉/柏) | |
2001 | よみがえる恐竜-古生物復元画の世界 千葉県立中央博物館 |
第8回絵画の流れ展/三重県立美術館県民ギャラリー | |
2002 | 個展”The Unknown Skull”/アカデミアプラトニカ(茨城)(2003年まで) |
2003 | 小田 隆展/ギャラリー銀舎(東京) |
個展「恐竜復元画展」/東武百貨店美術画廊(東京) | |
ZOO de NOEL展/工房親(東京) | |
2004 | ANIMANIA展/工房親(東京) |
軸回転する色と言葉/アカデミアプラトニカ(茨城) | |
個展「恐竜復元画展」/東武百貨店美術画廊(東京) | |
2005 | 個展「恐竜復元画展」/東武百貨店美術画廊(東京) |
2006 | 恐竜の科学展/大丸東京店グッズ販売スペースで原画展示 |
2007 | 個展「恐竜復元画の世界」/丸善丸の内本店4階洋書フロアイベントスペース |
2008 | 個展「恐竜復元画の世界」/丸善丸の内本店4階洋書フロアイベントスペース |
天使の翼展/ギャラリーコピス(東京) | |
2009 | 小田 隆展「命を支えるものたち」/アカデミアプラトニカ(茨城) |
『Paleontology art・恐竜復元の世界』小田隆・徳川広和二人展/丸善丸の内本店4階Aギャラリー | |
「小田 隆ー個展ー」/新潟美術学園ギャラリー(新潟) | |
「~恐竜復元の世界~小田 隆原画展」/岡山シンフォニービル地下1階ギャラリーB(岡山) | |
「古生物復元の世界ーアケボノゾウが復元されるまでー」 | |
成安造形大学ギャラリーアートサイト(滋賀) | |
2010 | 「古生物の復元ー科学と芸術がであうところー」滋賀県立琵琶湖博物館企画展示室(滋賀) |
Cosmic Fusion 2/O美術館(東京) | |
GOLDEN COMPETITION 入選/O美術館(東京) | |
黒猫黒犬展 小田隆、MON/柳小路ワークスペース【ku-kan】 | |
日本×台湾 古代×現代 動物×アート展/同時代ギャラリーコラージュ(京都) | |
岸和田自然資料館特別展「モササウルス」/岸和田自然資料館(〜2011) | |
2011 | 第1回「ドローイングとは何か」 入選展/ギャルリー志門(東京) |
HONE 展/成安造形大学キャンパスが美術館 | |
日本×台湾 古代×現代 動物×アート展/同時代ギャラリーコラージュ(京都) | |
2012 | 第2回「ドローイングとは何か」 入選展/ギャルリー志門(東京) |
古生物復元画の世界/オダ・トクガワ二人展 | |
Cosmic Fusion 3/O美術館(東京) | |
小田隆・平野果林二人展/ギャルリー志門(東京) | |
2013 | ANIMAL展/成安造形大学キャンパスが美術館 |
2014 | 小田隆展 〜生命の痕跡〜/イロリムラ(大阪) |
小田隆 古生物復元画の世界展/八ヶ岳美術館(長野) | |
Fukushima Art Point IWAKI 玄玄天/いわき駅前商業区内(福島) | |
SKULL! SKULL! SKULL!展/ヴァニラ画廊(東京) |
■主なイベント、プロジェクト、講演など
2008 | アケボノゾウ復元画プロジェクト/共作、共著 |
2009 | ホネホネサミット2009/大阪市立自然史博物館 |
成安造形大学公開講座「美術解剖学を応用したヌードクロッキー」 | |
アートの力!2009-研究成果発表/成安造形大学付属芸術文化交流センター | |
2011 | デザインフェスタ vol.33/東京ビッグサイト |
ホネホネサミット2011/大阪市立自然史博物館 | |
日本美術解剖学会関西大会/成安造形大学 | |
成安造形大学公開講座『ニワトリの頭骨標本を作る』 | |
2012 | デザインフェスタ vol.35/東京ビッグサイト |
デザインフェスタ vol.36/東京ビッグサイト | |
博物ふぇすてぃばる!/科学技術館(東京) | |
大型脊椎動物の交連骨格標本の作製法の研究と制作。共作、共著 | |
成安造形大学公開講座『古生物学者とアーティストが語る「恐竜は怪獣か!? 〜化石特捜隊成安へ!〜」』 | |
成安造形大学公開講座『ニワトリの頭骨標本を作る』。 | |
2013 | アートの力!2013研究成果発表/成安造形大学付属芸術文研究所 |
日本美術解剖学会関西大会/成安造形大学 | |
動物を描こう 写生会/成安造形大学付属芸術文研究所 | |
篠山層群復元画丹波プロジェクト(2012〜)/兵庫県丹波市。共作、共著 | |
ミエゾウ復元ワーキング/三重県総合博物館。共作、共著 | |
成安造形大学公開講座『ニワトリの頭骨標本を作る』 | |
2014 | 動物を描こう 写生会/成安造形大学付属芸術文研究所 |
■主な著作物
1997 | 白亜紀の荘川村2/荘川村(現高山市)教育委員会 生態環境復元画4点制作 |
1998 | 佐賀県立宇宙科学館壁画原画制作/佐賀県立宇宙科学館 |
タイムトンネル壁画、3000万年前の佐賀の海 | |
1999 | 最新恐竜学(平山廉著)/平凡社新書 全ての復元画を制作 |
2000 | ニューワイド学研の図鑑「恐竜」/学習研究社 一部の復元画を制作 |
進化のかるた/奥野かるた店。絵札、文字札、パッケージの制作 | |
2001 | アエラムック恐竜学がわかる 朝日新聞社 134~139p、146pの復元画制作 |
痛快!恐竜学(平山廉著)/集英社インターナショナル。全ての復元画とカバーイラスト | |
堀りたて恐竜展/RKB毎日放送展示、図録に使用する全ての復元画を制作(2002年まで) | |
2002 | 小学館の図鑑NEO恐竜 小学館/約1/3の復元画を担当 |
図解雑学「恐竜」(平山廉著) ナツメ出版社/全ての復元画とカバーイラストを制作 | |
恐竜時代の生き物たち(千葉県立中央博物館監修) 晶文社/口絵、生態環境復元画の制作 | |
竜とわれらの時代(川端裕人著) 徳間書店/カバーイラストを制作 | |
特別展、ザ・シャーク展 神奈川県立生命の星・地球博物館 ポスター原画、図録復元画の制作 | |
2003 | リトルオルカ(水口博也著) アップフロントブックス カバーイラストと挿絵を制作 |
豊橋自然史博物館古生代展示室リニューアル豊橋自然史博物館/丹青社(2004年まで) | |
グラフィック展示の復元画制作 | |
国立科学博物館新館二期工事 国立科学博物館、JV グラフィック展示の復元画制作(一部)(2004年まで) | |
2004 | 小学館の図鑑NEO大むかしの生物 小学館 主に中生代の復元画を制作 |
2005 | ティラノサウルス 金の星社 作、絵 |
竜とわれらの時代(川端裕人著) 徳間書店、徳間文庫 カバーイラストを制作 | |
恐竜の科学展 大丸東京店 ポスター原画を制作 | |
わくわく観察図鑑-恐竜 学習研究社 全ての復元画を制作 | |
超最新恐竜ワールド(小林快次監修) NHK出版 モノクロイラスト制作 | |
モンゴル大恐竜(小林快次、久保田克博著) 北海道大学出版協会 | |
カバーイラスト、生体復元画の制作 | |
国立科学博物館日本館工事 国立科学博物館、JV グラフィック展示の復元画制作(一部) | |
2007 | 学研ジュニア図鑑-恐竜 学習研究社 生態環境復元画を制作 |
アパトサウルス ポプラ社/作、絵 | |
特別展、ナウマンゾウがいた 神奈川県立生命の星・地球博物館/ポスター原画を制作 | |
ステップアップジグソーパズル-恐竜の時代 くもん出版 生態環境復元画を制作 | |
カメのきた道(平山廉著) NHK出版 カバー、口絵、モノクロイラスト制作 | |
豊橋自然史博物館中生代展示室リニューアル/豊橋自然史博物館、丹青社(2008年まで)グラフィック展示の復元画制作 | |
2008 | 成安造形大学イラストレーションクラス特任講師に就任 |
『情熱大陸~10th Anniversary』CDアルバムのライナーノーツのイラストを制作/ヴェロキラプトル ポプラ社 絵 | |
恐竜をさがせシリーズ(全3冊) 偕成社/復元画の制作 | |
恐竜の復元 学習研究社 復元画の作品を20ページに渡って紹介 | |
2009 | 『自然のたからもの 丹波竜&コウノトリに会おう!』(NHK神戸主催)/丹波竜の復元画を制作 |
アケボノゾウ復元画プロジェクト『アケボノゾウの群れ』完成 | |
ニフティ携帯ゲーム 『ディノゲット』の古生物原画(100体)を制作 | |
2011 | 講談社の図鑑MOVE「動物」 講談社/カバーイラスト制作。共著 |
2013 | ポプラディア「恐竜」 ポプラ社/獣脚類を中心に45点復元画とカバーイラストを制作。共著 |
三重県総合博物館公式ポスター/三重県総合博物館)/公式ポスター用ミエゾウの復元画を制作。共著 | |
2014 | 丹波竜復元画の制作過程とその意義(日本古生物学会ポスター発表)/日本古生物学会第163回例会でポスター発表。共著 |
小学館の図鑑NEO恐竜 小学館/竜脚類、曲竜類を中心にリニューアル。共著 | |
学研の図鑑LIVE「恐竜」 学研/ディプロドクスの復元画を制作。共著 | |
系統樹マンダラ真獣類 キウイラボ/真獣類58種のペン画を制作。共著 |
Vitruvian skeleton man
アケボノゾウの群れ
白亜紀後期の情景