学部共通ほか

キャリア通信2月号

2014.02.03

「卒業制作展・進級制作展2014」が京都市美術館で開催されました。今年も多くのお客様にご来場いただき、大盛況のうちに幕を引きました。出品した皆さんにとっては学生生活の集大成、完成までは数々のドラマがあったことと思います。どれも個性あふれる素晴らしい作品でした。大津市歴史博物館での進級制作展、京都文化博物館でのファッションショーも楽しみですね。

敬語は、何のため?

「敬語は難しくて苦手」「敬語や言葉遣いがよくわからない」という人は多いと思います。しかし、社会に出れば敬語は必要不可欠です。もちろん就活でも敬語は必須です。
そもそもなぜ敬語があるのでしょうか。私たちは毎日の生活の中で、友人、恋人、先輩、先生、アルバイト先の上司など、いろいろな人と出会って会話をします。全員に同じ言葉遣いをする人はまずいないと思います。それはそれぞれの人間関係の立場に違いがあるからです。立場は年上、年下、上司と部下といった関係だけではありません。あなたがどこかのお店で買い物や食事した際に、店員にぞんざいな口のききかたをされたら不快に思うでしょう。それはあなたがお客様という立場だからです。
つまり敬語とは、自分より立場が上の人を敬うための言葉遣いであり、相手に対してどう接したいかという自分の意思を伝えるものなのです。敬語は堅苦しいとか形式的といったイメージがあるかもしれませんが、お互いの立場を認識して人間関係やコミュニケーションをスムーズにしていくための言葉遣いの一つであり、とても重要な役割を持っているのです。今から敬語に慣れ親しんで正しく使えるようにしていきましょう。


NEWS  世紀の発見 万能細胞

日本の女性研究者の独創が、生命科学の常識を覆しました。理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)のチームが作製した新しい万能細胞(STAP細胞)です。
研究ユニットリーダーの小保方(おぼかた)晴子さん(30)は、3年前に博士号を取得したばかりです。
小保方さんらは、マウスの体の細胞を弱酸性の溶液に浸すと、どんな細胞にも分化できる「多能性」を持つようになることを実証しました。マウスやヒトの体細胞に、特定の遺伝子を導入して多能性を持たせた人工多能性幹細胞(iPS細胞)に比べ、簡単で作製効率も高いそうです。
「誰も信じてくれなかったことが、何よりも大変だった」。小保方さんは、成功までの道のりをこう振り返っています。昨年春、世界的に権威ある英科学誌ネイチャーに投稿した際は、「過去何百年の生物細胞学の歴史を愚弄している」と酷評され、掲載を却下されました。
しかし、「STAP細胞は必ず人の役に立つ技術だ」との信念を貫いて膨大なデータを集め、今回は掲載にこぎつけた。「何度もやめようと思ったけれど、あと1日だけ頑張ろうと続けてきて、いつの間にか今日に至った」と話しています。
今後は、ヒトのSTAP細胞が作れるかどうかが、最大の焦点となりそうです。

今月のキャリア

 3日 ハローワーク登録会 13:30~
 5日 社会に出る前に ステップアップ講座 13:30~15:10
24日 学内会社説明会 株式会社カミオジャパン 14:00~

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