学部共通ほか

キャリア通信12月号

2013.12.02

12月になり、2015年卒の就職活動が解禁しました。早めに、計画的に活動しましょう。4年生の皆さんは卒業制作がいよいよ大詰め、忙しそうですが体調管理には気をつけて。キャリアはいつでもウェルカムですよ。

合同企業説明会は目標、目的を持って

 合同企業説明会は、それまで知らなかった企業と出会ったり、企業ごとの違いを理解する良い機会です。しかし、参加しただけで満足してはいけません。目標、目的を持たずに行くと得られるものは小さくなります。受け身の姿勢でなく、自ら積極的に動いてください。「説明の合間に手持ちぶさたにしている社員に声をかける」「無料のキャリア相談コーナーを利用する」「他大学の就活生と情報交換する」など、自分なりの目的を持って望むと良いでしょう。
 せっかく参加するなら「予習」することをおすすめします。「復習」も大切です。説明を聞いて共感したことを後で整理すれば、やりたい仕事も見えてくるでしょう。

メリットは?
・複数の企業の情報が得られ、各社の雰囲気の違いがわかる自分の興味や関心を広げることができる
・企業の担当者と接点が持てる
・社会人と話すトレーニングになる
・他大学の学生などの就活仲間を作ることができる

注意点は?
・事前に企業の下調べをしておく
・話を聞いて共感したことなどをメモする
・ブースの作りなど見た目で判断せずに説明を聞く企業を選ぶ
・暑い室内で長時間待つこともある。体調管理に注意を

NEWS 1票の格差 最高裁が「違憲状態」判断

 「1票の格差」、選挙で投じる1票の価値が地域によって異なることです。最高裁判所は11月20日、昨年12月の衆議院選挙について、憲法違反の一歩手前の「違憲状態」という判決を出しました。今回、1票の格差を巡って裁判になったのは、衆院選のうち、全国を300の選挙区に分け、議員を1人ずつ選ぶ小選挙区選です。格差が生まれるのは、投票する権利を持つ有権者の人数が各選挙区で異なるからです。人数が少ないほど一人一人の投票が選挙結果に与える影響が大きく、1票の価値も大きくなります。
 昨年の衆院選では、有権者が最多だった千葉4区(約49万5000人)と最小だった高知3区(約20万4000人)で2.43倍の格差がありました。判決の「違憲状態」とは、不平等ではあるが、格差を小さくするように一定の努力をしたので憲法違反とまでは言えないということです。選挙区を減らし、格差を2倍未満にするように国会で線引きを見直したことが「一定の前進」と評価されました。
 ただ、判決は国会に根本的に選挙制度の改革を進めるよう注文をつけました。1票の格差をなくすだけでは、人口の少ない地方の声が政治に反映されにくくなる心配もあります。国会がどのように対応するか注目されます。

今月のキャリア行事

 2日(月) 企業の探し方・選び方・動き方<実践編>① 18:30~20:00
 5日(木) 佐伯チズ客員教授 特別講座⑤ 18:15~19:30
10日(火) 企業訪問や面接時に気をつけることは① 18:30~20:00
12日(木) 12/17開催合同就職説明会の事前ガイダンス 18:30~19:30
13日(金) 企業訪問や面接時に気をつけることは② 18:30~20:00
17日(火) 合同就職説明会 京都造形芸術大学 11:00~15:00
   (注) 12/26~1/5まで、キャリアサポートセンターは冬期休暇に入ります。

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