学部共通ほか

佐伯チズ客員教授による第1回特別講義を行いました

2013.10.02

9月26日(木)、佐伯チズ客員教授によるキャリアデザイン特別講義「Self-Making, Self-Planning」を開講しました。

第1回のテーマは「What’s Communication? :よい人間関係をつくる話し方」。人は話さずして生きることはできない。また、何人といえども他人の協力なくして生きることはできない。それゆえ、話し方を学ぶことは「生き方」を学ぶことである。と、佐伯客員教授は話すことの重要性、必要性を強調しました。

学生にワークシートへ記入してもらい、授業はより具体的なトレーニングにはいっていきます。憧れている人はだれですか? 尊敬している人は? 愛読書は? あるいは、視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚という五感のひとつひとつに対して、いま、あなたが感じていることは何ですか? 芸術系大学にふさわしく、佐伯客員教授は学生たちの感性を研ぎ澄まさせ、そこからコミュニケーションの基盤となるセルフイメージを確立させる方向へと導きます。

こうして学生が自己を再確認したところで、よりよい人間関係をつくるための「きっかけ」としての挨拶の意義を強調しました。「低・賞・感・微・名」と黒板に書き、挨拶のもつ意義を具体的に説明します。頭を「低」くしっかりと下げ、相手を「賞(ほ)」め、「感」謝しましょう。そのとき「微」笑みを忘れずに。そして、しっかりをお「名」まえを覚えましょう。デール・カーネギーの名著『人を動かす』にならって、佐伯客員教授は、「挨拶は人を動かす」と講義を締めくくりました。

受講した学生たちは、みな熱心に聞き入り、佐伯客員教授からの質問にも積極的に応えていました。また、ときには佐伯客員教授のジョークに笑いがこぼれ、緊張のなかにもなごやかさのある充実した授業となりました。

次回のテーマは「How to Talk:どのようにして話をするのか」(10/24/木)。より実践的な内容へと進んできます。在校生のみなさん、次回もふるって受講しましょう。

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