学部共通ほか

キャリアデザイン演習D 後期第2回

2012.09.28

2年生・3年生向けの「キャリアデザイン演習D」の後期第2回(9月28日)は、
国語知識問題の確認テストと新聞記事のグループワークが中心でした。

国語知識問題の後期第2回確認テストでは、「人の歓心を買う」や「感慨を覚える」の書き取り、
「冤罪」の読み、四字熟語では「一網打尽」の「網」、慣用表現では「身を挺する」の「挺」や
「常軌を逸する」の「軌」などに誤答がめだちました。また「前門の虎、後門の狼」が正解ですが、
「後門の竜」にした人が少なくありませんでした(熱烈な野球ファン?)。

9月21日に文化庁の国語世論調査の結果が報道されましたので、それにあわせて
平成19年度から平成23年度までの国語世論調査において問われた慣用表現40題を
整理した資料をつくりました。いずれも誤用がめだつ表現です。よく点検しておきましょう。

新聞記事のグループワークは、『社会を見る目』(ベネッセ)の「第9章 税金の仕組み」でした。
消費税関係はなるべく持ってこないようにと指示したこともあり、環境税など、さまざまな税の
問題が紹介されましたね。なかには入湯税でもりあがったグループにあったようです。

次回は「第10章 経済の仕組み」です。「信用創造」という金融のメカニズム、
インフレとデフレ(とくにデフレスパイラル)など、ふだん耳慣れない言葉や考え方が
たくさん出てきますが、配付資料をよく読んで、少しでもなじんでください。
また、戦後日本の経済史の資料も配りました。それぞれに時期にご家族は何歳で
どんなことをしていたのか、と考えながら読んでいくと、実感がわくでしょう。

担当教員:千速敏男(芸術学部教授)

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