学部共通ほか

小学生が卒業制作展・進級制作展を見学

2013.02.01

2月1日(金)、「京都芸術教育コンソーシアム」の取り組みの一環として、京都市立新洞小学校の6年生17名が本学の卒業制作展・進級制作展2013を見学に来られました。

この取り組みは、市内の小学生が本学の卒業制作展・進級制作展を「アート探検鑑賞ツアー」と題して、本学学生の案内で作品を鑑賞し、作者との交流を通じて芸術に関する感性を高めようとする目的で実施されました。

この日は、清水薫(日本画コース研究生)、磯部実樹(日本画クラス4年生)、佐竹誠(洋画クラス4年生)の3名の学生が案内役を務め、緊張顔の小学生の雰囲気を和らげながら、展示されている力作をわかりやすく解説しました。

後半は3つのグループにわかれ、それぞれ案内役の学生が自ら制作した作品の前で、その制作意図や制作方法を具体的に説明し、小学生から質問を受けるなどしました。 日本画の作品を鑑賞した小学生は「どんな紙に描くのですか」「この作品を描くのにどのくらいの時間がかかりましたか」など質問がたくさん投げかけられ、最後には「このような絵画は、自分の気持ちを言葉じゃなく絵として表現しているのだと始めて知りました」というような感想を聞く事ができました。

1階大陳列室での見学の様子

プロダクトデザインの作品解説を受ける小学生たち

2階のイラストレーション領域の展示室にて

自ら制作した日本画の作品の前で解説する学生

京都芸術教育コンソーシアム(Art-e kyotoアルテキョウト)」とは
大学コンソーシアム京都に加盟する芸術系5大学と京都市、京都市教育委員会及び京都市立小・中学校は、平成24年8月に「京都芸術教育コンソーシアム」を設立し、大学と小・中学校の教育資源を生かした美術教育の充実や、芸術を大切にする風土づくりに向けた取り組みを進めています。

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