公開講座

〈連続講座「近江のかたちを明日につなぐ」〉近江〜未来のかたち-地場産業とデザイン-

日程 2014年5月10日(土)  10:40~12:10
応募締切日 2014年4月21日(月)受付は終了しました
記号 【 イ】

講座内容

近江は日本の歴史の中で大きな役割を果たしてきた場所です。
湖面の水路は大陸の文化をもたらし、多くの人びとの交流を支えてきました。
近江箪笥や、多くの食文化、次世代の産業のひとつに観光などが注目されています。
デザインも、次なる資源として多くの可能性を持っています。

講座概要

・講座名 〈連続講座「近江のかたちを明日につなぐ」〉近江〜未来のかたち-地場産業とデザイン-
・講座記号 【 イ】
・開催日 2014年5月10日(土)  10:40~12:10
・受講料 500円(当日受付にて徴収いたします)※本学学部生および研究生は受講料無料
・場所 成安造形大学
・対象 中学生以上
・募集 150名
・応募締切日 2014年4月21日(月)必着 受付は終了しました
・講師 喜多 俊之 氏(プロダクトデザイナー、大阪芸術大学教授)

講師プロフィール

喜多 俊之 氏(プロダクトデザイナー、大阪芸術大学教授)

1942年大阪府生まれ。浪速短期大学工業デザイン科卒業。プロダクトデザイナー。1969年より環境・工業デザイナーとして国際的に制作活動を広げる。ヨーロッパや日本のメーカーから、家具、家電、ロボット、家庭日用品まで分野を超え多くのヒット商品を生む。また、日本各地の伝統工芸・地場産業の活性化、クリエイティブディレクターとして多方面で活躍する。作品の多くがMOMAを始め、世界の多くのミュージアムに永久コレクションされている。2011年イタリアADIより黄金コンパス賞国際受賞。

〈連続講座「近江のかたちを明日につなぐ」〉
近江学は、近江という地域固有の風土を改めて検証する学問です。20世紀後半の日本人は、大量消費・大量廃棄の暮らしをひたすら追い求め、優れた素材や技術、豊かな暮らしの知恵や自然観を切り捨ててきました。
この50年間に私たちが失ったものに思いをめぐらせ、過去の記憶を手がかりに、ごくあたり前のものの内にひそむ美しさ、かけがえのなさ、本来の豊かさを未来に向けて再生しなければなりません。
文化とは人の営み、すなわち「暮らしのかたち」のことです。「近江のかたちを明日につなぐ」をテーマとした連続公開講座は、地域の素材と向き合いながら、それぞれの活動や表現を通して独自のかたちと技を求めつづける方々による講演と対談です。  そこにしかないモノと心の統合された豊かな文化を、未来に向けていかに再生するか。21世紀を生きる私たちの、新たな生き方につながる手がかりが見つかるに違いありません。
成安造形大学附属近江学研究所


受付は終了しました
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