公開講座
アートのちから2013 ~特別研究助成成果発表 『大型脊椎動物(主に哺乳類)の交連骨格標本の作製法の研究と制作』
日程 | : | 2013年11月9日(土) 13:30~15:00 |
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応募締切日 | : | 2013年10月29日(火)受付は終了しました |
記号 | : | 【 E】 |
講座内容
これまでの交連骨格標本は、ただ立っているだけの大人しい姿勢のものが多く、その動物の生き生きとした動作の瞬間を再現したものはあまりない。動物の解剖学的な特徴を学ぶことと、美的な感覚を動員することで、すぐれた骨格標本を造り上げることが出来るのではないだろうか。その問いに答えをだすために、動物学の研究者と協力し、美術大学で出来ることを模索しながら、研究を進めてきた。 1年に渡って進めてきた研究・制作活動の成果、デザインフェスタへの出展、ANIMAL展での展示についての報告をします。分担者である、信ケ原良和とともに、対談も交えての発表を予定しています。
講座概要
・講座名 | アートのちから2013 ~特別研究助成成果発表 『大型脊椎動物(主に哺乳類)の交連骨格標本の作製法の研究と制作』 |
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・講座記号 | 【 E】 |
・開催日 | 2013年11月9日(土) 13:30~15:00 |
・場所 | 成安造形大学 |
・対象 | 中学生以上 |
・募集 | 120名 |
・応募締切日 | 2013年10月29日(火)必着 受付は終了しました |
・講師 | 小田 隆(本学芸術学部准教授[イラストレーション]) 、信ヶ原 良和(本学芸術学部美術領域助手) |
講師プロフィール
小田 隆(本学芸術学部准教授[イラストレーション])
1969年、三重県に生まれる。 1995年、東京芸術大学美術研究科修士課程修了。博物館のグラフィック展示、図鑑の復元画、絵本など多数制作。幅広い古生物学者たちとの交流の中で、 科学的資料に支えられるとともに、オリジナリティに富んだ作品群を生みだしつづけている。最近、油彩作品の制作を再開。大学では人体の描写、美術解剖学をメインに教えている。 画家、イラストレーター、成安造形大学イラストレーションクラス特任准教授 。http://www.studio-corvo.com/
信ヶ原 良和(本学芸術学部美術領域助手)
1978年 京都精華短期大学立体造形科卒業。1994年 国民文化祭みえ<文部大臣奨励賞>,1996年 京都府美術工芸展<大賞・買い上げ賞>,1999年 第18回現代日本彫刻展(宇部市),2002年 第20回京都府文化賞<奨励賞>,2006年「彫刻の力」(海岸通りギャラリーCASO ),2007年 「メキシコ・日本 彫刻の友愛」展(メリダ),2007年 国民文化祭とくしま<文部科学大臣賞>,2008年ハンガリー・日本交流展(タタ),2010年 飛鳥から奈良へ ~国際彫刻展~(大乗院庭園 ),2013年 日吉大社芸術祭 野外彫刻展(日吉大社境内/滋賀県坂本)。京都彫刻家協会・日本美術家連盟・日本建築美術工芸協会 所属。
<当該研究・制作活動の分担者>
信ヶ原 良和 成安造形大学芸術学部美術領域助手 主に金属を使った交連骨格標本の作製法の開発。
和田 岳 大阪市立自然史博物館動物研究室 学芸員(鳥類生態学)動物の生態方面からの監修。
米澤 里美 大阪市立自然史博物館動物研究室 外来研究員(哺乳類学) 動物の生態方面からの監修。
西澤 真樹子 大阪市立自然史博物館動物研究室 外来研究員(哺乳類学) 分離骨格標本(動物の遺体から骨を取り出す)の作製。
相川 稔 元・ヘッセン州立ヴィースバーデン博物館自然史部・標本士 交連骨格標本の作製法の監修。