公開講座

ニューカレドニア日本人移民120周年記念 「戦前ニューカレドニア日本人コミュニティの記憶」

日程 2012年6月2日(土)  14:00-15:30
応募締切日 2012年6月2日(土)受付は終了しました
記号 【 B】

講座内容

1892年、最初の移民が仏領ニューカレドニアのニッケル鉱山に出稼ぎに行ってから、今年で120年の節目を迎える。7月に現地で開催される移民120周年祭を前に、当時の写真や聞き取り作業からみえてきた、戦争によって消滅した首都ヌメアの日本人コミュニティの記憶を紹介する。
ニューカレドニア日本人移民120周年記念祭は、2012年6月29日から7月8日まで、ニューカレドニア各地で開催されます。7月5日、かつて日本人移民たちが契約労働者として働いたニッケル鉱山のあったティオに、慰霊碑を建立するためのプレ落成式が行われます。慰霊碑は、今日のニッケル産業の発展の礎になった日本人への深い畏敬を表し、雇用主であったル・ニッケル社と、長年にわたりニッケルを輸入してきた日本の商社らの寄付で製作されます。そこには、1892年から1941年までにティオで亡くなった日本人労働者約250名の名前が刻まれます。期間中、他にも展覧会、コンサートなど多岐にわたるイベントが開催されます。

講座概要

・講座名 ニューカレドニア日本人移民120周年記念 「戦前ニューカレドニア日本人コミュニティの記憶」
・講座記号 【 B】
・開催日 2012年6月2日(土)  14:00-15:30
・場所 成安造形大学
・対象 中学生以上
・募集 200名
・応募締切日 2012年6月2日(土)必着 受付は終了しました
・講師 津田 睦美

講師プロフィール

津田 睦美

写真作家 成安造形大学准教授 日本移民学会会員 2003年、チバウ文化センターでのアーティスト・イン・レジデンスをきっかけに、日本人移民史をテーマに制作・研究を始める。2009年度文化庁在外研修員。著作に「FEU NOS PERESニューカレドニアの日系人」(絶版)、「マブイの往来」(人文書院)など。移民120年祭企画アドバイザー。


受付は終了しました
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