公開講座

文化財をリスペクトする気持ちとは!

日程 2012年11月25日(日)  10:30〜12:30
応募締切日 2012年11月10日(土)受付は終了しました
記号 【 G】

講座内容

成安造形大学は2012年度、現代美術作家の小沢剛氏を美術領域客員教授として迎え、「地域社会と表現」と題し、学生と共にプロジェクトをすすめてまいりました。それは文化財を多く有する大津市、三井寺にてその背景となる歴史や文化を学びながら、実際の寺院空間に新たな表現を試みることです。「秋は三井寺、アート来迎。」と題したイベントにおいて非公開国宝建造物の特別公開と同時開催し、文化財をより間近に感じ、新たな表現と融和する可能性を探ります。また11月25日(日)には木下史青氏(東京国立博物館学芸企画部企画課デザイン室長)との対談を企画しました。木下氏は多くの博物館展示における空間プロデュースをおこなっており、これまでの博物館展示の考え方や見せ方を一新させ、話題の展覧会を数多く成功に導きました。 主な展覧会に『国宝平等院展』(2000)『若冲と江戸絵画展』(2006) 『国宝 薬師寺展』(2008)『国宝 阿修羅展』など。両氏が手がける文化財との関り方やリスペクトする気持ち、新たな見方など対談形式で思う存分語っていただきます。

講座概要

・講座名 文化財をリスペクトする気持ちとは!
・講座記号 【 G】
・開催日 2012年11月25日(日)  10:30〜12:30
・場所 大津市歴史博物館 講堂
・対象 中学生以上
・募集 150名
・応募締切日 2012年11月10日(土)必着 受付は終了しました
・講師 小沢 剛(美術領域客員教授) 、木下 史青(東京国立博物館学芸企画部企画課デザイン室長)

講師プロフィール

小沢 剛(美術領域客員教授)

1965年東京生まれ。東京藝術大学在学中から、風景の中に自作の地蔵を建立し、写真に収める《地蔵建立》開始。93年から牛乳箱を用いた超小型移動式ギャラリー《なすび画廊》や《相談芸術》を開始。アジアン・カルチュラル・カウンシルの招聘によりニューヨーク滞在(1996~97)。99年には日本美術史への愛憎を込めた《醤油画資料館》を制作。2001年より女性が野菜で出来た武器を持つポートレート写真のシリーズ《ベジタブル・ウェポン》を制作。2004年に個展「同時に答えろYesとNo!」(森美術館)、09年に個展「透明ランナーは走りつづける」(広島市現代美術館)、2012年は光州ビエンナーレ(韓国)に出展。
現在、成安造形大学客員教授 東京藝術大学准教授

木下 史青(東京国立博物館学芸企画部企画課デザイン室長)

1965年 生まれ。1998年より日本初の博物館専属の展示デザイナーとして、東京国立博物館に勤務。これまで「国宝 平等院展」「国宝 阿修羅展」などの特別展・平常展の展示デザインを手がける。
現在、東京国立博物館学芸企画部企画課デザイン室室長。著書に「博物館へ行こう」がある。

【交通アクセス】(※地図を挿入してください)
京阪電車石坂線「別所」駅下車徒歩5分
JR湖西線「大津京(旧:西大津)」駅下車徒歩15分
JR琵琶湖線「大津」駅から京阪バス10分「別所」下車
無料駐車場(乗用車約70台)

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受付は終了しました
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