公開講座
公開講座「味の翻訳―八丁味噌はアートになりうるか?」
日程 | : | 2016年12月3日(土) 13:20~14:50 |
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応募締切日 | : | 2016年11月30日(水)受付は終了しました |
記号 | : | 【 B】 |
講座内容
パリ在住の関口さんは、著述家、翻訳家として日仏二ヵ国語で「言葉」に関わる活動をされています。2013-14年のヴィラメディチ(イタリア)に引き続き、現在、ヴィラ九条山(京都)で、フランス政府の招聘作家として滞在制作中です。
2016年、あいちトリエンナーレで本格的にアートの文脈に初参加し、愛知のアイデンティティともいえる「八丁味噌」を素材に、関口流「翻訳」にとりくんだ作品を発表しました。
その制作過程を中心に、「文化の翻訳家」としての活動を日仏文化の比較とともに語っていただく本講演は、関口さんが美術系大学に登壇する初めての機会です。
講座概要
・講座名 | 公開講座「味の翻訳―八丁味噌はアートになりうるか?」 |
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・講座記号 | 【 B】 |
・開催日 | 2016年12月3日(土) 13:20~14:50 |
・場所 | 成安造形大学 聚英館3階 聚英ホール |
・対象 | 中学生以上 |
・募集 | 200名 |
・応募締切日 | 2016年11月30日(水)必着 受付は終了しました |
・講師 | 関口涼子 |
講師プロフィール
関口涼子
東京生まれ、フランス在住の作家、翻訳家。高校生の時に 第26回現代詩手帖賞受賞。早稲田大学仏文科在学中に、 詩集『カシオペア・ペカ』を刊行。東京大学大学院(比較文化) 卒業後、パリに移り住む。2012年にはフランス政府から文化勲章であるシュヴァリエを授与される。 「ふたつ以上であること」をテーマに、アイデンティティの「唯一性」から言葉を自由にすることを目指す。フランス語と日本語の双方向への翻訳、フランス人翻訳家との二人での共同翻訳など翻訳の概念を広げる仕事のほか、フランス語と日本語二カ国語での執筆、文学、漫画、アーティスト、デザイナー、 作曲家とのコラボレーションも多い(ボルタンスキーとのコラボレーションを東京の庭園美術館で11月まで展示)。2011年に東日本大震災、2015年にシャルリ・エブド事件に対して積極な寄稿も行った。2016年、あいちトリエンナーレ招待作家。 同年10月、「香」をテーマにニュイ・ブランシュ(京都)に参加。
受付は終了しました