地域連携推進センター

産官学連携!新商品のデザイン開発のため現地見学(三重県)実施!

2011.09.24

今年も成安造形大学と三重県との協力協定に基づいた産官学連携事業がスタートしました。この連携事業は今年で3年目となり、過去には梅ジュースのパッケージデザインやエスカルゴ牧場のキャラクターデザインなどの実績があります。

今年の依頼は紀北(きほく)町の水産加工業「ギョルメ舎フーズ(株)」からのもので、火を使わずに電子レンジでおいしい焼き魚を食べることができるという商品の総合デザインプロデュースです。

この取り組みは藤田隆教授(メディアデザイン領域グラフィックデザインコース担当)のグラフィックデザインの授業の一環としてスタートし、この日、9月23日(金・祝)に現地見学会を行いました。

グラフィックデザインクラス3年生20名が見学会に参加。現地では先ずギョルメ舎フーズ(株)の東(ひがし)社長の商品に対する思いを伺い、焼き魚や干物などの商品を試食しました。「電子レンジで加熱したとは思えない食感があり、美味しかった」「一人暮らしの人には量が多いのでは」など学生からの感想が聞かれました。
その後、紀北町の魚(うお)まちと呼ばれるノスタルジックな風情が漂う漁師町を見学、最後にギョルメ舎グループが経営に参画する道の駅「マンボウ」(三重県内の「道の駅」で最も売上高が高い)で商品が販売されている雰囲気を見学しました。

バスで片道3時間という日帰り見学で、疲れもありましたが、町おこしの一環として地元の水産加工品を全国に売出そうとする企業の姿勢を垣間見、学ぶところが多くあったと思います。
この後、後期の授業の中でパッケージやロゴ、キャラクターなどのデザイン開発が検討されます。どのようなデザインが生み出されるか楽しみです!

三重県紀北町 バスの車窓から


ギョルメグループ会長さんや社長さんから商品のコンセプトを聞く


現状の商品パッケージ


藤田教授も一緒に試食会


魚(うお)まちと呼ばれる漁師町を見学


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ノスタルジックな街並を散策


漁港の風景


唯一残る天日干しの「干物」を販売する商店の店先


道の駅「マンボウ」でギョルメ舎フーズの商品を買う地域連携推進センター加藤さん

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