地域連携推進センター

プロジェクト特別実習C1「地域文化と表現」①(ガイダンス)

2013.06.29

2013年度、美術領域は、客員教授に森美術館アソシエートキュレーターの椿玲子氏を迎え、「地域文化を理解しながら今日においてどのような表現の場をつくるか、或いはそこにはどのような作品を提案し、企画をつくりだすか」というテーマを設定し、1年を通して取組みます。授業内容は美術領域の伊庭靖子准教授と組み立てながら進めて行きます。

5月24日(金)生涯学習センターにて、先ず始めに椿教授の森美術館での活動と京都や瀬戸内で関わるキュレーションの仕事など今日、注目すべきアートとその状況の紹介がされました。また展覧会を企画する側の視点や、物事の見方や、世界観、「初音ミク」に象徴されるようなムーブメント、その捉え方などが話されました。
このようなグローバルな考え方、見方に対し、地域社会や歴史、文化が産み出す唯一無二の固有性など対局しながらも一つの世界観をみていく視点など興味深いレクチャーが行われました。

続いて、履修者は25日(土)に取組む、近江の地におけるフィールドワークの事前予習を行いました。美術領域非常勤講師で近江学研究所の石川亮研究員から「神道と仏教」「比叡山と日吉大社」についてのレクチャーがあり、その文化を現代にどのようにつなげるか等、フィールドワークにおける「気付き」の要素が投げかけられました。

フィールドワークは5月25日、6月23日と二回。
7月の最終週にプランニングの発表予定。

授業の始めに本授業の狙いや目標wo(左 伊庭先生、右 椿先生)

椿客員教授のレクチャー授業

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