県立琵琶湖博物館マイクロアクアリウムプロジェクトがスタート
滋賀県立琵琶湖博物館との協力協定のもと、今年度の取り組みとして「マイクロアクアリウムプロジェクト」がスタートしました。
琵琶湖博物館の20周年を記念して、平成28年に館内がリニューアルされます。その中で、琵琶湖の生態系を支えている小さな生き物について紹介する新しい展示室が計画され、本学がプロジェクト演習という授業の一環で協力することになりました。
この取り組みを「マイクロアクアリウムプロジェクト」名付け、美術領域宇野君平准教授は、微生物を巨大化させたオブジェを制作するプロジェクト、イラストレーション領域小田隆准教授は、微生物の壁画を制作するプロジェクト、空間デザイン領域三宅正浩准教授は、微生物を観察するシアターの座席のデザインを考え、制作するプロジェクトをそれぞれ担当します。
3つのプロジェクトを合わせて約70名の学生が参加しており、4月26日(日)に琵琶湖博物館ではじめての授業が行われました。
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4月26日(日)午前10時に滋賀県立琵琶湖博物館に集合しました
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先ず、館内のセミナー室でガイダンスを受けました
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博物館の担当者である専門研究員の楠岡泰先生から、学生たちが取り組む来年完成予定の展示室「マイクロアクアリウム」の紹介がありました。
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ガイダンスの後、2班に別れ、1班は館内の見学に周り、1班は微生物を採取しに琵琶湖へ向かいました
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楠岡先生から微生物の採集ネットの使用法を教えていただきました
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採集ネットの数に合わせてグループに別れ、琵琶湖に向かってネットを投げ入れました
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ビーカーに採取した水を移します
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たくさんの微生物がこの中にいます
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セミナーハウスに戻って顕微鏡で観察し、スケッチをしました。多くの微生物に遭遇し、学生たちは興奮していました。
現在世界の湖沼を紹介するこのエリアが、平成28年夏に「マイクロアクアリウム」に生まれ変わります。今後のプロジェクトの取り組みに期待がかかっています