地域連携推進センター

環びわ湖大学地域交流フェスタ2011が開催されました!

2011.12.17

一般社団法人環びわ湖大学・地域コンソーシアムが主催する大学地域交流フェスタが立命館大学BKCキャンパス「エポック立命21」で開催されました。
今年は12月17日(土)に「市民と連携する大学と地域の共同のカタチ」というテーマで、加盟団体が参加し、様々なセッションが行われました。
催しは13:00に開会され、続いて「近江を歩く、近江を語る」と題した基調講演が旅行作家の西本梛枝(にしもとなぎえ)さんによって行われました。そのあと参加団体が掲出したポスターを公開して見学するセッションが1時間あり、その後3つのセッションに分かれて実践交流会が持たれました。
実践交流会セッション1「東日本大震災と復興支援」では、本学から写真クラス3年生の松江篤志さんが被災地石巻で津波によって傷つき汚れてしまった「思い出の写真」をデータ化し、特殊な技術で修正、復元し、被災地に返送するという復興支援を報告しました。松江さんは仙台出身で、大好きな町にいずれ帰ろうと思っていた矢先の大震災で「はじめは現地に暮らす家族とも連絡が取れない状態が続き、心配した」などの話のあと、積極的に関わった支援活動について、真摯に語ってくれました。
セッション2「シティープロモーション」では、本学イラストレーション領域田中真一郎教授とNPO法人大津祭曳山連盟白井勝好理事長が「大津祭公式キャラクターちま吉総合プロデュース」と題してちま吉くんの誕生からグッズ展開などを解説。ちま吉くんの存在が祭りを盛り上げるという成功事例が紹介されました。
セッション3「地域再発見」では、本学からイラストレーションクラス3年生佐藤雄亮さんが司会進行役を努め、「アクティブ滋賀 そや!琵琶湖へ行こう」をテーマに学生教職員約70名が参加した1泊2日の研修の成果発表報告が行われました。報告の中で本学からは進行役の佐藤さんの環境啓発ポスターの発表や、田中将光さんの信楽での体験学習の発表がありました。
本学以外にも琵琶湖を囲む多くの学生の皆さんの発表が行われ、有意義な交流が展開されました。

「近江を歩く 近江を語る」西本梛枝さんによる基調講演


ポスターセッションの様子。本学は地域連携推進センターの活動紹介を掲示させて頂きました。


セッション1「東日本大震災と復興支援」の様子


活動の報告を真摯に語る松江さん


セッション2「シティ・プロモーション」ちま吉プロジェクトについて語る田中教授と白井理事長


セッション3「地域再発見」学生支援事業の成果報告の様子


司会進行役で活躍する佐藤雄亮さん


本学学生支援部門が作成した環びわ湖学生支援事業を紹介するパネル

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