地域連携推進センター
琵琶湖博物館リニューアル 本学プロジェクト授業で取り組む
2016.07.14
本日、滋賀県立琵琶湖博物館が20周年を記念して、リニューアルオープンしました。
本学と滋賀県立琵琶湖博物館とは協力協定を結んでおり、その一環の活動として館内のリニューアルに協力しました。具体的には、昨年度からスタートし、琵琶湖の生態系を支えている小さな生き物について紹介する新しい展示室「マイクロアクアリウム」の展示物や内装のデザインを、博物館の研究員と本学の教員と学生が協議を重ねながら制作しました。
本学では、この取り組みを「マイクロアクアリウムプロジェクト」と名付け、
美術領域宇野君平准教授は、微生物を巨大化させたオブジェを制作するプロジェクト、
イラストレーション領域小田隆准教授は、微生物の壁画を制作するプロジェクト、
空間デザイン領域三宅正浩准教授は、微生物を観察するシアターの座席のデザインを考え、制作するプロジェクトをそれぞれ担当しました。
リニューアルオープン テープカット 学生を代表して青木優奈（美術領域４年）がテープカットしました。
微生物のレリーフ（マイクロアクアリウム内）
巨大した微生物の造形物（マイクロアクアリウム内）
シアターコーナの椅子のデザインも学生達のアイディアです。（マイクロアクアリウム内）
学生が描いた微生物の壁画（マイクロアクアリウム内）
３つのプロジェクトを合わせて約60名の学生・教職員が参加しており、昨年の4月26日（日）に琵琶湖博物館ではじめての授業が行われ、１年をかけて完成に至りました。
琵琶湖博物館のリニューアルは、バイカルアザラシや、水族トンネルなど話題が豊富ですが、学生たちが学びの中でつくりあげた作品で溢れる「マイクロアクアリウム」も、ぜひともご高覧ください。