キャラクターイラスト表現コース

Character Creation Course
subject

各コースの情報は、大学案内のイラストレーション領域情報冊子に掲載しているコースの概要です。

マンガ、絵本、ゲーム。
物語の中で生きるキャラクターを作る。

実際には見ることのない異世界、日常に潜むちょっとした出来事…。イラストレーターは絵を描くことで、独自の世界とそこに生きるキャラクターの物語を語ることができます。キャラクターはもともと、マンガやアニメといった物語の中の存在ですが、現在では広告キャラクター、ヴァーチャルアイドルなど、幅広い場面で親しみのある存在として機能するようになりました。魅力的で存在感のあるキャラクターを創造するには、世界やストーリー、エピソード、また複数のキャラクター同士の間係性が重要です。

物語に生き、物語を活かすキャラクター

自分が理想とするキャラクターを描きたい、というのはもちろんですが、実社会での仕事では、老若男女や動物・非生物までキャラクターとして成立させることが求められます。同じ物語、同じ世界に生きているキャラクター、それらをとりまく状況、時代、コスチュームや場所、関係性、日常の時の流れなど、世界をまるごと創作することになります。本コースでは「物語に生きるキャラクター」という原点を重視し、たくさんのアイデアを出す方法や意味をもたせること、マンガや絵本といったストーリーコンテンツの手法、グッズやシリーズイラストなどへの展開も学びながらキャラクターを考え、それぞれの作品づくりに取り組みます。

[キャラクター造形・デザイン]
キャラクターの本質は個性。ひとりひとりに物語があります。何を考え、どう行動するのか。世界観や設定から導き出される衣装や小道具、キャラ同士の関係性で生まれるエピソード、そして絵柄やしぐさといった表現。キャラクター造形・デザインの秘訣を学び、表現の幅を広げていきます。
[ストーリーコンテンツ]
物語で活躍するのがキャラクターであり、その活躍を通じて、作者のメッセージを読者は受け取ります。マンガなど物語創作を経験し、キャラクターの魅力と、目的を探求していきます。
[制作技法実践]
制作では、課題の目的や、作りたいイメージにあわせて、技法を選びます。仕上がりイメージだけでなく、アイデアやラフづくり、印刷など、発想からアウトプットまでを経験し、自分なりの制作スタイルと表現を身につけていきましょう。
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