プロダクトデザインコース
雑貨やインテリア、公共システムまで。
生活を豊かにするモノを求めて。
生活を豊かにし、未来を創造するモノのデザインについて学びます。
対象となるのは、雑貨からインテリア、公共のシステム、
先端技術に関するデザインまでさまざまです。
そのため、製図やCADといったデザイン手法の修得だけでなく、
コースを横断する学びによって多様な視点を修得。
自分の生活体験や社会の問題から課題を発見し、
新たなデザインを提案できる総合的な力を鍛えます。
発想力と基礎力を鍛える
造形のエレメント(線・面・量)を用いた立体造形力の訓練を行う。模型からつくることで平面構成にとらわれない立体的な造形力を鍛えることができる。使用する材料はスチレンペーパー、発砲スチロール、スタイフォームなど加工の容易な素材を自由に選択する。
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「柱・壁・床」群造形による立体基礎
造形エレメント(線・面・量)を用いた立体造形力の訓練。模型制作の基礎も学びます。
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「身体と造形」布を中心とした立体造形基礎
パターンメイキングの基礎を学び、布の特性である柔軟性を学びます。また、ボディ(立体)とパターン(平面)の関係性のイメージをつかみます。
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ワンボードファニチャと樹脂加工
板材の加工、一定の大きさの板を余すところなく使って家具を制作するワンボードファニチャと、樹脂を加工して自由成形し、生活雑貨を制作します。
リサーチ、発想、素材、構造など、
デザインの基本を学び制作に取り組む
市場調査・分析の手法から商品企画、製図法、コンピュータスキルなど、ものづくりに必要な基礎となる技術や知識を幅広く、深く学ぶ。
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生活とデザイン
シンプルな構造の雑貨やアクセサリーなどの商品を企画し、素材や制作方法、耐久性、安全性などを考慮したパッケージを考え、さらにウェブショップも立ち上げます。
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機構とデザイン
もののしくみや機構などを理解し、動きをデザインします。また、そのような視点から、既存製品を文化的に見つめ直します。
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設計と製図
製図、CAD、3DCGなどソフトウェアを用いた3Dモデリング、レンダリングなどのデジタル表現技術を習得します。
自分の力で課題を発見し、
ものづくりを計画する
より実践的なデザイン力を育成。産官学連携プロジェクトや国内外のコンペティションにも積極的に参加する。
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照明器具とライティングデザイン
光の特性と素材、照明計画を学び、照明に置けるインテリアとしての側面と聞きとしての側面のあり方を考え、制作に反映させる。
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先端技術とデザイン
新しい技術や考え方が人々の生活に及ぼす変化について、仮説を立てて提案し、ものづくりの本質を見抜く力を養います。
社会の問題に取り組み、人々の暮らしを
未来へと導くデザインを提案する
独自の視点や感性を活かし、環境や経済などの観点から課題を発見。人を幸せに、生活を豊かにする新しいデザインを社会に向けて提案する。
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卒業制作
デザインおよび自己表現が社会に果たす役割について考察し、個人研究テーマに基づいて各自でリサーチを行い、作品を制作します。
京の街に「竹と光」をテーマにしたアート作品を展示。
京都の鴨川沿いや堀川を舞台にイベントを行う「京の七夕プロジェクト」に参加し、「竹と光」をテーマに、学生たちが議論を重ねて生み出した3つの作品を出展しました。さまざまなアイデアをまとめる共同作業の難しさや達成感、屋外会場での展示ならではのスケール感を肌で体感。さらに、他大学の学生の作品から刺激を受けたり、来場者の反応を直に感じるなど、貴重な体験となりました。
社会実践の機会が多い成安の学び