公開講座

連続講座「近江のかたちを明日につなぐ」『近江~水の恵みのかたち-水郷を活かした農の里づくり-』

日程 2016年10月22日(土)  10:50~12:20
応募締切日 2016年10月7日(金)受付は終了しました
記号 【 エ】

講座内容

平成18年(2006)に国の重要文化的景観第1号に選定された、近江八幡市北東部の水郷地帯にある西の湖その飛び地「権座(ごんざ)」(地名大字)で、今も田舟で内湖を渡りながら農業を営まれている大西實氏を講師にお迎えします。
貴重な日本の原風景を後世に守り継ぐため、酒米「滋賀渡船六号」を生産し、醸造して造った地酒「權座」(ごんざ)から、「権座」を広く知ってもらい水郷地帯の景観保全の支援を広げる活動についてお話していただきます。

  • 権座
  • 權座での共同作業集合写真
  • 大西丸収穫

講座概要

・講座名 連続講座「近江のかたちを明日につなぐ」『近江~水の恵みのかたち-水郷を活かした農の里づくり-』
・講座記号 【 エ】
・開催日 2016年10月22日(土)  10:50~12:20
・受講料 500円(当日受付にて徴収いたします)※本学学生・教職員・2016年度近江学フォーラム会員は受講料無料
・場所 成安造形大学
・対象 中学生以上
・募集 150名
・応募締切日 2016年10月7日(金)必着 受付は終了しました
・講師 大西 實 氏(権座・水郷を守り育てる会事務局長、近江八幡市島学区まちづくり協議会事務局長)

講師プロフィール

大西 實 氏(権座・水郷を守り育てる会事務局長、近江八幡市島学区まちづくり協議会事務局長)

1955年滋賀県近江八幡市生まれ、県立八幡工業高校卒業、近江八幡市役所勤務(1973~2013)この間、文化振興課長時代に、近江八幡市の水郷地帯を重要文化的景観の選定(全国第一号)にむけて地元説明に奔走する。現在、地元島学区まちづくり協議会事務局へ勤務(事務局長)しながら、白王町の集落営農活動や権座・水郷を守る会の活動を続けている。
私のモットー「ロマンとそろばん、仲間との楽しい農業が明日を拓く」

<連続講座「近江のかたちを明日につなぐ」>
近江学は、近江という地域固有の風土を改めて検証する学問です。20世紀後半の日本人は、大量消費・大量廃棄の暮らしをひたすら追い求め、優れた素材や技術、豊かな暮らしの知恵や自然観を切り捨ててきました。
この50年間に私たちが失ったものに思いをめぐらせ、過去の記憶を手がかりに、ごくあたり前のものの内にひそむ美しさ、かけがえのなさ、本来の豊かさを未来に向けて再生しなければなりません。
文化とは人の営み、すなわち「暮らしのかたち」のことです。「近江のかたちを明日につなぐ」をテーマとした連続公開講座は、地域の素材と向き合いながら、それぞれの活動や表現を通して独自のかたちと技を求めつづける方々による講演と対談です。
そこにしかないモノと心の統合された豊かな文化を、未来に向けていかに再生するか。21世紀を生きる私たちの、新たな生き方につながる手がかりが見つかるに違いありません。
成安造形大学附属近江学研究所


受付は終了しました
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