学部共通ほか

特別課外活動 「びわ湖で体験しよう」参加報告

2013.09.26

学生同士の親睦と大学の立地する地域に親しみを持つことを目的として、希望学生を対象に特別課外活動「びわ湖で体験しよう」を2013年9月7日に実施しました。
成安造形大学のある滋賀県は、日本最大の湖である琵琶湖を擁しており「湖国」と呼ばれます。大学のキャンパスからも琵琶湖が眺望でき、非常に馴染み深い存在ですが琵琶湖に行ったことがないという学生は少なくありません。ですから、今回は琵琶湖畔のスポーツ・環境体験施設オーパルで様々な体験活動を実施しました。


2013年9月7日朝、あいにくの曇天ではありましたが、ほぼ無風で雨も上がっていたため、特別課外活動を予定通り実施しました。当日は小林 徹 理事長、牛尾 郁夫 学長が駆けつけてくれました。


午前はドラゴンボート体験をしました。ドラゴンボートは幅が狭く非常に長い船で、20名前後の「漕手」と、漕ぐタイミングや早さをコントロールする「太鼓手」、針路をコントロールする「舵取り」が乗員となります。参加学生は「漕手」「太鼓手」として、パドルの使い方や太鼓の合図のルールなどのレクチャーを受けました。


レクチャーを終えたらいよいよドラゴンボートに。「太鼓手」はボートの先端に、漕手は左右に分かれて乗り込み、それぞれのボートの後ろには「舵取り」としてインストラクターが乗り込みました。


学生たちは慣れないなりにタイミングを合わせてパドルで水を掻きます。すると想像以上にスーッと前に進み、その感覚が非常に気持ちいいです。ドラゴンボート自体も安定感抜群で、転覆の不安感は一切ありませんでした。


小林理事長はドラゴンボートに同乗し、牛尾学長はモーターボートで特別課外活動の様子を見守っていました。


特別課外活動中の本学学生のドラゴンボート2艇に、琵琶湖で練習中の他団体のドラゴンボート2艇が加わり、4艇でレースをしました。他団体のドラゴンボートは少人数でも圧倒的に早く、完敗でした。本学学生のドラゴンボート2艇は非常に接戦で、毎回、船首のドラゴンのクビ差くらいのレースで、1号艇2勝、2号艇が1勝でした。


昼食休憩をはさみ、午後の部へ。午後は外来魚調べとして、ドッグフードを餌に釣りを行いました。琵琶湖にどんな外来魚が生息しているのか、2グループに分かれて調査しました。


結果は、多種多様な魚が生息していることがわかり、その中でもブルーギルが非常に多く生息していました。


1時間程の外来魚調べで、かなりの数の魚が釣れました。それでも年々、魚自体の量が減っているそうです。


外来魚調べのあと、小林理事長が音頭を取って希望者を対象にカヌー(カヤック)体験を実施しました。


小林理事長に基本的なパドル操作を教わります。


ドラゴンボートよりも水の上に浮いているという感覚を強く感じます。最初はみんなこわばった表情をしていましたが、次第に慣れて笑顔になりました。


特別課外活動を終え、体に疲労感はありますが気分は清々しく、いつもは近くにあるのにあまり良く知らなかった琵琶湖を大変身近に感じることが出来た1日となりました。

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